ライブハウスやホールライヴでの荷物検査と場所取りを含むマナー
ライブハウスやコンサートホールで公演を観る時に知っておくべきマナーについて、
服装や髪型、靴などを含めてどのようにすれば良いのでしょうか?
と読者の方たちからご相談を頂きました。こちらの記事では、ライヴハウスとホール
で必要になるマナーの知識に関してくわしく説明していきます。
特にハコで会場内の観客全員が立っているオールスタンディング(略してオルスタ)
のライブでは、ホールと比べて至近距離で多くの人が密集していて思いっきり
暴れまくるために、細かく気をつけるべきマナーが多く存在します。またその一方で、
ホールでは大抵のケースで座席が指定席で決まっています。荷物の置き場所などで
困ることがなくて、箱と比べるとホールはとても平和な世界です。そして、観客用に
席が用意してあるライヴハウスでのマナーは基本的にホールの場合と同じです。
ホールや座席があるハコでは、ライブが盛り上がっていても常識的な部分でマナーに
配慮をできれば、その他に気をつけるべきことは特にありません。
なお、ライヴハウスやホールにコンサートを観に行く時に注意してほしい服装や髪型、
靴などについてのマナーは下記 ↓ の記事内で説明されています。
目次
ライブを観る時に知っておくべきマナー
基本的に指定席になっていて座席が決められているホールでのライヴでは、席が無い
ハコでのライブと比べるとマナー的なルールはとてもゆるい感じです。
ライヴハウスでのマナーは箱やアーティスト、曲などで違っている部分があります。
そして一般には学校での校則のように内容が文章で書かれている規則では
なくて、アーティストやライブハウスのスタッフ、観客などの人たちによって長い間
の経験で決められてきた「暗黙の了解によるルール」のような存在です。
そのルールを知らないで勢い良くライヴハウスへ乗り込んで行ってはじけてしまうと
あなたの身に様々なトラブルが起こってきますので以下の内容に注意して下さい。
開場前
ライブハウスで観客を入場させるために入り口のゲートを開くことを一般に『開場』
と言います。それに対してライヴの公演が始まることを『開演』と言います。
最近はどのライブハウスも大体は公式サイトをもっていて、ライヴを観に訪れる時に
注意してほしいこと(ルール)が細かくサイト上に書いてあります。
ライブハウスについて交通アクセスなどを調べる時に、一緒にどのような特徴がある
ハコで、どんなことが注意事項になっているのか?を確認しておいて下さい。
持ち物はどこに預けるべき?
ライヴハウスには通常ロッカーがあります。一般にライブ会場の外のロッカー(場外
ロッカー)や内のロッカー(場内ロッカー)があります。
そして大きめの箱やホールではクローク(有料で手荷物を預かってくれるコーナーの
こと)がコンサートの時にタイミングを合せて設置される場合もあります。
クロークの料金はコインロッカーよりも数百円程度は高いです。そしてライヴハウス
によってはロッカーが場外と場内の両方にあったり、
またはどちらか一方にしかなかったり、もしくはあっても個数が充分ではなくて少な
かったり、外も内も全く無かったりなどして、ハコによって状況は異なります。
ロッカーと比べてクロークは無いケースが多いです。クロークのコーナーはそれなり
の規模がある箱やホールでだけ用意されているイメージです。
ホールでのライブの場合には、座席が指定席になっていて、その席の下や上に荷物を
置いておくことができます。ですので、持ち物を無理にロッカーやクロークへ
預ける必要性はあまりありません。座席があるライヴハウスのケースでも同様です。
そしてハコで席が無くてスタンディングのライブを観る時に、会場のフロアの
横(わき)や後ろなどの混んでいない場所でゆっくりと楽しみたい方たちは、多少の
手荷物であれば持ち込みをして、手に持ったまま見るとか、足元に置いておく
ことも状況によってはできます。ただし、これはいつでもできるとは限らなくて、箱
での状態次第なので、場の空気を読んで行動するようにして下さい。
でもその一方で、オールスタンディングのライヴで混雑する前方のエリアへ行って、
できるだけ前へ攻めて楽しみたい際には手で荷物を持っていることはできません。
それは周りの観客のジャマになってしまい、手に持ち物を持っているとコブシをつき
上げて ノる ことができません。さらに演奏中にもし落としたりでもしたら、
まずひろうことはできないからです。そして例えば荷物を足元に置いておいて、急に
圧縮の波が後ろから来てギューギューに押されてしまい、その時にカバンの
持ち手の部分などが誰かの足に引っかかって転倒したりでもしたら、多くの人が一緒
に将棋倒しになったりして大ケガにつながりかねません。もし万一、危険で
悲しい事故などが起きてしまったら、一般にイベントはその場ですぐに中止になって
しまいます。だから上着のアウターや、ライブ会場内の物販コーナーで
購入したグッズなどの大きくてかさばる持ち物は、どこかのコインロッカーに入れて
おく必要があります。その上で当サイトでは安全と安心のために
- ライヴのチケット
- 小銭入れ(財布)
- スマホ(携帯電話)
- 汗をふくためのタオル
- 飲み物(ペットボトル)
- ティッシュ
- ハンカチ
- コインロッカーのカギ
などの最低限の荷物を小さめのボディバッグやポーチに入れて、公演中には常に身体
から離さないで一体にして持っておく方法がベストと考えて紹介しています。
【注意】
ライブハウスで前方の混雑してるスペースに行って、できるだけ近くでアーティスト
を観ながら楽しみたい場合には、
ボディバッグやポシェットなどのカバンのファスナーを登山道具のカラビナを使って
しっかりと固定しておくと、
ライヴ中にはげしく盛り上がって暴れまくっていても、ジッパーが開いて中の持ち物
を落としてなくしたりしないで安心できます。
また、この方法だとバックのチャックを開けてスリなどをする犯罪行為を防止できる
防犯対策にもなっていて安全です。
なお、ハコによっては飲食物の持ち込みが禁止されていて、入場する時に入り口
のゲートで荷物検査をする場合があります。
ペットボトルなどの飲み物の持ち込みについてルールが特に決められている時には、
その規則にきちんと従うようにして下さい。
遠征を含めて日帰りでライヴハウスに行くケースで持って行くと良い、その他の荷物
については下記 ↓ の記事で具体的に紹介されています。
また、宿泊を伴う遠征旅行をする際にはホテルでキャリーバッグなどの大きい持ち物
を預かっておいてもらうのも良いです。
ライヴで泊まりの遠征をする時の荷物は何が要るのか?については下記 ↓ の記事で
くわしく解説されています。
それから読者の皆さんから
『 リュックでライブに行きたいんですけど、どんなモノを推せますか? 』
と質問をいただきました。
基本的にはスポーツ仕様で動きやすくて疲れにくくて、サイリウムなどのアイテムを
たくさん収納できて機能的で ↓ のようなバックパックを持って行くと良いです。
あと他に、クロークが設置されているケースではコインロッカーではなくてクローク
を利用するのもアリです。
でもクロークのサービスは袋に入れて一旦預けた荷物の中身について、公演が終わる
までの間に途中で出し入れをすることを許可されていない場合が多いです。
出し入れが認められている時には問題ありませんが、無理な時には、どうしても必要
なチケットや、ワンドリンク代が入っている小銭入れ、タオルなどを、
クロークに預ける袋の中に入れてしまわないように注意して下さい。それからコイン
ロッカーを使う場合には、まずライヴハウスの最寄り駅か、箱の周辺にある
ロッカーが良いです。それは観客である読者の皆さんがご自身のペースで早めに来て、
大きくてかさばる持ち物を入れてしまってスッキリすることができるからです。
ただ、ライブがある日には最寄り駅のロッカーなどが混雑する時もあり、できるだけ
早く来て、荷物を預けてしまった方が良いです。そして時間が押してしまって
遅くなって最寄り駅のコインロッカーが使えなさそうなケースでは、別の手段として、
途中で乗り換えをする駅にあるロッカーなどを検討してみて下さい。
その次に候補になるのはライヴハウスの場外ロッカーです。駅のロッカーと同じで、
自分のペースで早めに来て持ち物を入れてしまって、時間や気持ちにゆとりを
もって入場の列に並べるからです。でも、場外ロッカーの個数にも勿論、限りがあり
ますし、ライブハウスによっては場外ロッカーや場内ロッカーが
全く無いという場合も実際にはあり得ます。従って事前にライヴハウスの公式サイト
などを見ておいて
- 場内外のロッカーやクロークの有無
- 個数
- 利用料金
- 荷物を入れられるスペースのサイズ
- 設置されている場所
- ライブ当日の使用の時間制限の有無
などの情報を確認しておくべきです。もしサイトなどに書いてなければ電話やメール
などで問い合せをされて下さい。
それからハコによってはライヴの当日に場外ロッカーが使える時間帯を制限している
ケースがあります。例えば、
『 本日、当ライブ会場における場外ロッカーは○時から使用できるように解放され、
公演が始まる●分前の午後△時になったらしめ切られます 』
などの注意事項のアナウンスの情報がどこかに示されていないかどうか?を前もって
確認しておきましょう。
最後に可能性として残るのは場内のロッカーです。これは基本的に入り口のゲートで
チケットをもぎられてライヴ会場に入場した後に先着順で使えます。
大抵の箱では、チケットに書いてある整理番号の順に(大体は)観客が整列して入場
することになります。つまり、場内ロッカーを使う場合には
チケットの整理番号とロッカーの個数との大小関係に注意しないとダメです。例えば、
場内のロッカーが500個あるハコに行って、その時にあなたのその日の
チケットの整理番号が500以下であれば、確実にそのライブ会場での場内ロッカーを
使用できることになります。
でも整理番号がもし600番台であったりすると、入場して空いている場内のロッカー
を探しても、すでに全て埋まってしまっている可能性があるわけです。
勿論、運が良ければ800番台とかでも場内のロッカーを使えるケースもあり得ます。
とは言え、一般に場内ロッカーは場外ロッカーと比べて混雑し易いです。
あと例えば、あなたの整理番号がとても早くて、その日は是非とも最前ドセン(最前
列のど真ん中でセンターの位置のこと)を確保したいと気合いを入れていた
とします。でもたまたまその時に、他の観客は最寄り駅や場外のロッカーに賢く先に
持ち物を預けていて、場内のロッカーを使用しないで、入場と同時にゲキ走して
一気に最前のゾーンを目指したとします。その際に、場内のロッカーに荷物を入れる
のにあなたが手間どっていたら、その間にロッカーを使わない観客たちが
どんどん入ってきて、その結果、希望の位置をゲットできなくなってしまった.. orz
という展開もあり得るのです。以上のように、場内ロッカーは場外ロッカーより
混みやすく、それに整理番号が早いので良いポジションを手に入れようとして急いで
場内のロッカーを使おうとすると、他の人の動きが目に入って焦ってしまいます。
従って当サイトではできるだけライヴハウスの最寄り駅か途中の乗り換えの駅、近所
などにあるコインロッカーを事前に調べておいて使うことを提案します。
それが無理だったらハコの場外ロッカーで、時間などの都合でそれすらきつかったら
最後に場内ロッカーを候補として考える流れで検討をして下さい。あとその他に
クロークの場合と同様に、コインロッカーを使う際には、ライブでどうしても必要と
なるチケットやワンドリンク代などを入れてしまわないように注意して下さい。
それからこれは余談ですが、
『 真冬で寒い時に早めに箱に来て、最寄り駅にあるロッカーや場外ロッカーなどを
使うと、その時に上着のアウターも一緒に入れちゃうから、寒空の下で入場する
時までずっとハコの中用の服装(要は軽装)で待っていないといけなくなって、
それってすごく寒くて風邪をひいてしまうし、地味にきつくないでしょうか? 』
というご相談を読者の方たちから頂きました。
確かに、ライヴハウスの中では冬であってもバン T にズボン、タオル、スニーカー、
ボディバッグなどの格好がデフォ(基本)です。
でも真冬で雪が降っていたりしてゲキ寒な場所では、普通に入場するまではアウター
(上着)を必要なだけ着ておいて、会場のフロアに入ったら腰に上着を巻いて、
公演中に外れないようにかたく結んでおけば大丈夫です。演奏中にほどけてアウター
が足元に落ちたりしたら、周りの人に迷惑になるし、ひろうことは難しいので、
結び目のところをさらにラババンなどで強く固定しておくようにすれば、ほぼ問題は
起こらないです。無理をして場内ロッカーなどを利用しなくても済ませられます。
さらに、ライブハウスの中では冬でもはげしく暴れることで必ず汗だくになるので、
冬は特に着替え用の T シャツやインナーの下着類を忘れないようにしましょう。
寒い季節だと、たとえ着替えの衣類をしっかり持って行って着替えてから帰宅しても、
場合によっては風邪をひくことがあるくらいなので持ち物に注意して下さい。
場外コインロッカーの危険性
ライヴハウスに訪れた場合に荷物を預けておける場所には
- ライブハウス内にあるクローク
- ライヴハウス内の場内ロッカー
- ライブハウス外の場外ロッカー
- ハコの最寄り駅にあるロッカー
- 途中で乗り換える駅のロッカー
- 周辺の商業施設などのロッカー
などがあります。
でも駅や、箱の近くにある商業施設内のロッカーを含めて、一般的なコインロッカー
に持ち物を預けておいても100%安全ではないことを知っておいて下さい。
例えば、有名な話ですが、ゼップ東京(Zepp Tokyo)というライヴハウスで過去に
何度か(2014年11月と2016年6月など)コンサートの公演中に場外ロッカーを
全て開けられて金品を抜き盗られて、その後にまた合いカギで施錠してあったという
衝撃の事件がありました。そこまで完全犯罪っぽいケースではライブハウス側が
防犯カメラをつけていなかったとか、ライヴ中に監視する担当者がいなかったなどの
理由でセキュリティの管理体制に関して責任を問われそうですが、これは実話です。
因みに、ゼップ東京側としては『 ロッカーに入れた荷物については自己責任で管理を
して下さい 』というルールで運営していて、損害賠償などは全くされていません。
もっとも普通にコンサートを観に訪れていて、そんなに毎回盗難事件が起こるという
わけではないです。でも、とりあえず巷では
そういう事件もあったという事実を知っておいて、監視カメラなどがあってより安全
そうな駅のロッカーなどを利用されて下さい。
整理券で入場する時の注意点
ライブハウスでは一般にチケットに整理番号が書いてあって、入り口のゲートを開場
する時間の少し前に観客が集まって、その番号順に整列して入場していきます。
ゼップ東京などの大きいハコでは、ライヴによっては会場内がさらにブロックという
いくつかのエリアに分かれていて、ブロックごとに整理番号が発行されています。
↑ のチケットの画像では、ゼップ東京でオールスタンディングのライブで座席が無く、
1階のAブロックで整理番号が501番目に入場できるチケットという意味です。
整理番号の順番に入場した後には、観客の人たちはチケットで指定されたブロック内
であれば自由に好きな場所にいて良く、そこでライヴを観れることになります。
PAは音響、LDは照明の担当で、BARはドリンクコーナーです
大きいライヴハウスでも、↑ の座席ブロック図のようにブロック分けがされていない
場合もあって、入り口から観客の全員が同じゾーンに入場するケースもあります。
大体、開場する時間の少し前、15分くらい前になると集まった観客に対してスタッフ
さんたちが整理番号の順にいくつかの列で整列するようにアナウンスを始めます。
そして整列している人たちを番号順に仕切っていき、会場の中へ誘導します。この時、
開場する時間の少し前にはきちんとライブハウスに到着しておく必要があります。
整列して並んでいる時には大体の感じで、周りの人たちに声をかけて整理番号を聞き
ながら自分の番号のあたりにいれば良いです。そんなに厳密に整理番号の順序に
並んでいなくても良いです。というのは、開場してフロアの中へ観客の誘導が始まる
と係員の人が『 それでは次は○X番~△□番の方たちが入場して下さい 』などと
細かく呼んでくれるからです。ですので、列に並んでいる時には観客同士でお互いの
整番を正確には知らないので、大体の区分で自身の番号の位置にいれば良いです。
因みに、整理番号順に呼ばれて入場していく時にもし遅刻するとどうなるか?ですが、
読者の方たちからこの点について質問を頂きましたので、お答えしておきます。
もし自分の番号が呼ばれた時に入場のゲートのところにいない人は、基本的に欠席者
として扱われて飛ばされます。少し遅れてその人が到着した際には、チケットを
見せてすぐに入れてくれる場合もあります。でも遅れた人たちであったり、遅れては
いなくても、指定の場所に時間通りにきちんと整列していなかった人たちを
一緒に最後にまとめて入場させるルールのケースなどもあるので注意をして下さい。
実際には、開場して入場が始まる時間になってから自身の整理番号の場所を
探して並ぼうとすると、列が乱れて現場がカオスになってしまい、あなたの他の観客
の方たちはすごく迷惑を感じる展開になってしまうので時間は守って下さい。
荷物の検査をする2つの理由
色々な種類のライブ会場がある中で、例えば規模が小さくてマイナーなライヴハウス
であったり、名前があまり一般に知られていないようなアーティストであれば
特に持ち物検査は無い場合もあります。しかし逆に、それ以外のケースではきちんと
整列して会場に入場する時に手荷物の内容を普通はチェックされます。
荷物検査のやり方はライブやアーティストごとに様々で異なります。例えば、GLAY
のコンサートではサッとカバンの中をスタッフさんが見るくらいで
とても簡単に済んでいて “ザル感” があって『 こんなんで大ジョブなの?! 』などと
ファンの方たちから心配されていた場面が過去に何度かありました。とは言え、
アイドルの握手会などが良い例ですが、最近では過激な行動をするファンの人たちが
増えてきている事実があって、以下の理由で持ち物検査の実施が普及しました。
撮影・録画・録音を…
これは昔から知られている理由です。例えば、海外のアーティストは撮影などの行為
を大体は観客に対してフランクに許可してくれる場合が多いです。でも、
日本のミュージシャンのケースではまだまだ肖像権や著作権などの扱いが厳しくて、
ライヴ会場内での写メなどは厳禁となっているケースが多く、注意して下さい。
危険物の持ち込みを…
物騒な事件が連続して起こっている昨今ですが、誤解をされやすいイミフなアイテム
(例 発煙筒、ジャックナイフ、スタンガン)などはそもそもライブ会場へ
持って行かないように気をつけて下さい。それから多くの来場者に対して荷物検査を
しているスタッフさんたちの労力も大変であることは明らかです。
皆が整列してる状態でスムーズに気持ち良く入場できるように、バッグのチャックを
開けておいて中身をチェックしやすいようにするなどの協力をしてあげましょう。
因みに、デジタルカメラや IC レコーダーなどの持ち込みを禁止しているライヴ会場
では、持ち物検査で見つかると没収されたりして、スタッフさんにそれらを
預けている間に入場するのが遅くなったり、さらには後ろに並んでる人たちへ迷惑に
なったりするので、ルールを守って持って行かないように配慮をすべきです。
参考までに『 握手会で遠征する時の荷物は何が要るのですか? 』という質問を読者
の方たちから頂きました。主にアイドルなどの握手会ではライブと違って長時間、
待機列に並ぶことが主な行動になります。従って防寒対策や暑さ(熱中症)対策など
をしっかりして、飲み物を忘れずに、携帯用の音楽プレーヤーや本(雑誌や小説)
などを持ち物の中に入れておいて下さい。その上で長い時間ずっと立ちっぱでいても
疲れにくい楽な服装をして行きましょう。できるだけ荷物は少なくするべきです。
あと持ち物としては、危険物と疑われる可能性が少しでも予想されるようなアイテム
は持って行かないで周りに迷惑をかけないように配慮をして楽しんできて下さい。
入り口での持ち物検査の方法
『 ライブハウスやホールなどの会場である荷物検査ってどんなやり方をするの? 』
と読者の方たちから質問を頂きましたのでざっくりとですがお答えしておきます。
近頃は実際に犯罪になるヤバい系の行動がファンによってされているので、空港での
保安検査場みたいに全身に対して金属探知機でチェックをする場合があります。
その他には、基本的には録音や録画のできる機器と、人に危害を加えることが目的で
危険物などを持ち込もうとしていないか?バッグを開けて中身を主に見ることで
確認する感じで持ち物検査を実施します。厳しい会場の場合にはカバンの中に入って
いるアイテムを出して並べて係員に見せるケースもあります。でも大抵の場合は
そこまでは(労力的に大変なので)せずにバックを開いて見せる程度で終わります。
また、ライヴ会場内にスマホ(携帯電話)を持ち込まないように禁止をする
ルールになっている時もあり得ます。たまに開場して入場してから開演前や公演中に
平気で撮影してる人も見受けられますが、まずそのような行為は許可されません。
スタッフさんにもし見つかれば口頭で厳重注意や退場処分になったりします。規定に
違反をしている迷惑な観客がいたら、積極的に運営の担当者に通報をすべきです。
(因みに、そばで見ていて おこ ってなったとしても、素性が分からない知らない人
に直接、個人レベルで文句を言ったり、注意したりは… 危険過ぎるのでダメです)
長くなりましたのでライブハウスでのマナーについて、入場してから後の開演前など
の内容は下記 ↓ の記事で続けて解説していきます。