屋内フェスやドームとアリーナのライブの服装や髪型と靴のマナー
コンベンション(イベント)関係の施設で開催される屋内でのフェスや、アリーナ
とドームのライブでは服装や髪型と靴をどうすれば良いか?のマナーについて読者
の方達から質問を沢山頂いてきました。野外のフェスは夏フェスを中心として年間
100前後も実施されてます。それと比べると室内のフェスは少ないですが、例えば
CDJやレディクレとドリフェスにビバラなど有名なものがいくつかあります。毎年
恒例のフェスとして定着していて、多数の来場者がいらして人気になっています。
慣れてなくて初心者である観客の方達は持ち物や各種のマナーと同様に服装や髪型
と靴に関してどうすべきなのか?で悩まれていて、相談をよせられてきています。
服装や髪型と靴のマナーは座席が指定されてる場合と、スタンディングで立ち見の
ケースで大きく異なります。どんなことに注意すべきか?を参考にされて下さい。
服装や髪型と靴以外のマナーはけっこう多くあります。知らないでスタンディング
のエリアに行ってしまうと危険で困り、手荷物を含めて以下で解説されています。
服装や髪型と靴に関するマナー
座席が指定されている場合はコンベンション関連の施設やアリーナとドームなどの
室内の会場では服装や髪型と靴にあまり制限は無いです。ライブ中は大抵暑くなる
ので身軽で動きやすくて過ごしやすい格好にして下さい。また周囲の方達に迷惑を
かけない装いなら、他に気にすべき注意点は無いです。しかしブロック制になって
いてオールスタンディングのケースではライヴハウスと同じように服装や髪型と靴
に色々と制約が出てきます。特に混雑しやすい中央や前方に攻めて行きたい方達は
知っておいて守って頂きたいマナーのポイントがいくつかあります。野外の会場の
ように季節や天候と気温の影響は受けないですが、注意すべきマナーがあります。
服装
屋内の会場で座席が指定されている場合には服装は基本的に何でも自由にコーデを
して下さい。ただし、例えばアリーナ席で身長が高くなくて見えづらいから厚底の
靴をはいてたり、ウィッグなどで盛り髪にしてたりすると周りの方達がステージを
見にくくなって迷惑です。スタンド席は後ろの席が前の席よりも高い位置になって
いて傾斜がついてるので周囲の人達に迷惑にならない範囲であればどんな格好でも
問題は無いです。スタンディングのゾーンでは細かいマナーがけっこうあります。
衣類
室内の会場は季節や天気と気温などの影響を受けずに快適に過ごせますが、公演中
は冬でも暑くなりやすいです。指定席では装いを自由にコーデして下さい。コート
などを暑くなってから脱いで椅子の上とかに置いておくことができ、また体調など
を考慮して着たままでライブを観ることもできて調節しやすいです。しかし一方で
スタンディングのフロアではかさばるアウターを着たままだと邪魔で、周りに迷惑
となってしまいます。ライヴ中に暑くなってきて耐えられなくなったりもします。
酸欠や貧血と熱中症に脱水症状などを引き起こしやすく、これらの内のいくつかが
コンボしたりすると地獄になったりして、季節に関係無く下記の服装が良いです。
- Tシャツ(半袖と長袖を重ね着したりする)
- パンツ(ジーンズ・ハーフパンツ・ガウチョパンツ・ショートパンツなど)
- (厚底ではない普通の)スニーカー
- タオル
- ラババン
- リスバン
これはいわゆるライブキッズ的なスタイルで、特にスタンディングのスペースでは
中央や前方へ行くと混雑してる為に身軽で動きやすい格好がベストです。会場への
移動の際には外を出歩くわけですから、天気予報を見ながら衣類の内容を調整して
下さい。例えば物販の待機列に長時間並ぶ時には以下のことに気をつけて下さい。
- 寒さ(風邪など)対策
- 暑さ(熱中症や脱水症状など)対策
- 雨対策
- 紫外線対策
服装と関係して持ち物は何が必要になるのか?について多くの方達が不安を感じる
傾向があり、特に遠征では手荷物が増えて準備が大変で下記を参考にして下さい。
スタンディングのエリアでのパンツに関して近年はディッキーズをはいてる方達が
増えてきてます。野外でも屋内でもハーパンのディッキーズは身軽に動きやすくて
カラフルで見た目がカッコイイ為に性別や年齢を問わずとても流行ってます。下に
タイツなどをはくことで冬でもディッキーズ族をよく見かけるようになってます。
スニーカーのヒモをほどけにくい結び方にすると安全です
財布やスマホとチケットなどの貴重品を入れておきましょう
帽子
帽子はスタンド席では一般に傾斜があるので周囲の方達にそれ程影響しませんが、
アリーナの指定席やスタンディングのゾーンでは大きめのハットなどが周りの方達
の視界を邪魔してしまう可能性があります。特に身動きがしづらいくらいに混んで
いる場所では迷惑になりやすいのでマナーとして配慮して脱ぐようにして下さい。
髪型
髪型で注意すべきなのは身長の差でステージの見やすさが変わってくる場面です。
つまり室内のフェスやアリーナとドームなどでスタンド席にいるケースではあまり
関係無く、比較的自由に髪型をセットして大丈夫です。しかしアリーナの指定席や
スタンディングのフロアにいる場合は配慮が要ります。例えばコスプレをしていて
盛り髪にしてるとか、頭の上に大きくお団子をつくってるような髪型にしていると
後ろの人達の視界を邪魔してしまうのでやめて下さい。女性から見るとただでさえ
身長が高めな男性がアリーナで前にいて、しかも気合いを入れて髪を立てていたり
したら、後方にいる女性達は一体どうなるでしょうか?以下を参考にして下さい。
ヘアアクセとかぶりもの
アーティストによってはかぶりものやヘアアクセを沢山の観客の方達が身につけて
来たりします。これらは帽子や髪型と同様に周りの方達の視界をさえぎってしまう
可能性がある場面で注意して下さい。屋内のフェスやアリーナとドームでスタンド
席ではそんなに周囲の人達のことを気にしないで良いです。でもアリーナの指定席
やスタンディングのスペースではかぶりものによって頭が大きくなって後方の方達
が見にくくなったりします。大きめのヘアアクセサリーをつけてるケースでも視界
を邪魔してしまったりします。特にスタンディングのエリアで立ち見をしてる場合
には近くの人の手がヘアアクセにぶつかったりしてお互いに怪我をしやすいです。
またライヴ中は会場内が混雑していて暗くなってるのでヘアアクセをもし落とすと
壊れてしまったり、見つけられなくなるリスクがあり、下記を参考にして下さい。
メイクと香水
身動きがしづらく身体が普通にぶつかるくらいに混んでるスタンディングのゾーン
でガチなメイクやボディペイントなどをしてると、塗料が汗と一緒に落ちて周りの
方達の衣服についてしまい迷惑となります。洗濯しても汚れが落ちなかったら弁償
が必要になったりしてトラブルに発展します。指定席や、身体が触れ合わない程度
に空いてる場所なら特に気にしなくて良いですが、そうでなければ過度なメイクは
ひかえて下さい。例えば BABYMETAL のライヴみたいにドレスコードが決まって
いてコープスペイント(顔を白と黒で塗るペイント)が指定されているコンサート
では仕方ないですが、それ以外のケースは周囲の人達に対して配慮をして下さい。
また香水をあまりきつくつけてると周りの方達が不快に感じてしまう場合があり、
身動きができないくらいに混み合ってるところでは気をつけるようにして下さい。
靴
座席の有無に関係無くアリーナ席では身長によってステージの見え方が大きく変化
します。スタンド席では傾斜がついてるので、靴はそれ程問題にはならないです。
アリーナで座席が指定されていたり、スタンディングのフロアで観る際には厚底の
ブーツやスニーカーなどをはいてると周囲の方達に迷惑となるのでやめて下さい。
たまに鬼のように底が高い靴を見かけて、気持ちは分かりますが、周りの方達への
配慮を忘れないで下さい。厚底の靴だと例えば圧縮によるモッシュが生じて転倒を
してしまった時にすぐに起き上がりづらかったりして大変危険でもあります。また
スタンディングで立ち見をするスペースでは周囲の人達の足を踏んだり踏まれたり
することがよくあるのでヒールは絶対にダメです。その他にもやめた方が良い種類
の靴がいくつかあり、厚底でないスニーカーが良い理由を以下で説明しています。
まとめ
室内のフェスやアリーナとドームなどのコンサートで知っておいて守って頂きたい
服装や髪型と靴のマナーに関してお伝えしてきました。多くの観客の方達が悩んで
いたりすることですが、全体的に座席が指定席であるケースではそんなに気にする
必要は無いです。逆にスタンディングのエリアで特に混雑してる場所は注意すべき
マナーが細かくあります。ブロック制になっていて横(わき)や後方の柵際か壁際
にいて静かに大人見をする場合は危険性が無いのであまり心配しないで良いです。
ライヴでのマナーは世の中で発生した事故や事件などの出来事や演出面での流行、
会場の規模、設備の状態、アーティスト、曲とかに影響されながら常に変化をして
いきます。マナーに対しては人それぞれに感じ方や考え方があり、多くのケースで
意見が分かれてきます。そこで当サイトでは読者の方達から意見や感想などを頂き
ながらフィードバックして、コンテンツとして配信しているマナーの内容を今後も
柔軟に改善していきます。ご協力を頂けますよう、どうぞ宜しくお願い致します。
アーティストは3組まで選べます。