SiMシムのライブで遠征する時の持ち物リストと服装の例にマナー
SiMは主にレゲエパンクロックバンドというカテゴリーで、メンバー(のルックス)が
怖いとか、ライブが激しそうなどとよく言われています。確かにステージ用のメイクは
派手でこわもてに見えますが、でもボーカルのMAHさんを中心として4人のメンバーは
全員がロックに対して熱くて、ファンの皆さんへは優しい方たちです。ただし噂通りに
ライヴはかなり激しくて参戦のやり方を間違うと怪我などが起こり得るのでマナーなど
に関して注意が必要です。シムは10~20代前後でいわゆるライブキッズと呼ばれてる
年齢層のファンが多いです。男女比は大体同じくらいです。遠征旅行などをしてライヴ
に参加する時に必要な持ち物や、あると便利な手荷物のチェックリスト、一般的な服装
の例、スタンディングのエリアでは知っておかないと危険でヤバいマナーなどの内容を
具体的に紹介しておきます。怖くて危ないバンドでは決してないので安心して下さい。
目次
ライブでの持ち物のチェックリスト
SiMのライヴではヴォーカルのマーさんが、ライブキッズたちが気持ち良く遊びながら
暴れまくってグチャグチャになっている場面を見たくて、それ用の曲を書いてると公言
されてます。ライヴはそのような真剣な意図があって遊び場を提供している感じです。
他のロックバンドとは違って暴れる系のアクションが幅広くて色んな種類があります。
- モッシュ
- ダイブ(クラウドサーフィン)
- サークル(サークルモッシュ)
- ヘドバン
モッシュやダイブとサークルにヘドバンくらいは他のバンドでもよくあります。しかし
シムのライブではさらに以下のような行動が曲ごとに習慣としてよく起こってきます。
- ハーコー(ハードコアモッシュ)
- スカンキン(スカ系のライヴでのモッシュ)
- スカダン(スカダンス)
- ツーステ(ツーステップ)
- モンキーダンス
- ウォールオブデス WOD
特にハーコーやウォールオブデスは日本のバンドではまず見かけなくてゲキレアです。
というわけでスタンディングのライヴでモッシュが起きてくる場所(モッシュピット)
である中央や、ダイブが発生する前方などに行きたい場合には手荷物を最低限に減らす
ことが大切です。荷物の内容は、シムのライブだから必要になる特殊なアイテムなどは
特にありません。チケットとスマホに財布、あとハコなどで払うドリンクの料金です。
- チケット
- スマホや携帯電話
- 財布
- ドリンク代(箱などで500円程度)
- 飲料水
- タオル
- 着替え
- ライヴ用の耳栓
それからモッシュやダイブなどに加わらなくても公演中は立ちっぱで動きっぱの状態で
ジャンプやダンスなどをして観てることになります。ずっと動き回ってるので持ち込み
が禁止されてる会場でなければ飲み物を持って行って下さい。それから季節に関係なく
すごく汗をかくのでタオルと着替えも忘れないで下さい。脱水症状と風邪を防げます。
それからホールやハコなどでスピーカーの近くの立ち位置になって、終演の後に爆音の
ために耳なりや痛みを感じたという報告をSiMのファンの方たちから頂いてます。公演
が終わった後にその症状がしばらく続くとか、またシムのライブによく通っていて痛み
や耳なりがなかなか治まらないなどのケースでは注意して下さい。そのまま放置をして
いると耳を痛めて(騒音性)難聴や音響性外傷、メニエール病などを発症する可能性が
あります。手遅れになる前にライヴ・コンサート用の耳栓で聴覚を守ってほしいです。
野外フェスやアリーナなどの広めの会場で、スピーカーから客席までの距離が箱と比較
して遠い場合には耳なりや痛みは一般にあまり生じないので気にしないで大丈夫です。
次にライブ用の持ち物をどこに入れておくのか?が問題になります。MAHさんは財布や
スマホなどの貴重品はロッカーに預けてと発言されてます。しかしメジャーなハコでは
場外のロッカーで合いカギが造られていて盗難にあってしまう危険性があります。事件
の後に被害について、会場を運営している会社が保障してくれるわけではありません。
チケットやスマホと財布などの荷物は汗でぬれないようにジップロックなどのビニール
の袋に入れてからチャックつきのパンツのポケットにしまっておくと良いです。そして
飲料水のペットボトルはズボンのベルトループ(ベルトを通すひもの部分)とドリンク
ホルダーでつないでポケットに収納するとなくさずに済みます。工夫してみて下さい。
スタンディングのフロアで横(わき)や後方にいて静かに大人見するケースでは手荷物
をパンツのポケットに入れておいても問題はありません。でもモッシュやダイブなどに
参戦したい方の場合には強く押されて圧縮によってスマホの液晶画面が割れて壊れたり
することが普通にあります。そこで当サイトは場内外のロッカーやポケットにしまって
おくことのリスクをさけるために小さめのボディバッグを使って身体の前面に背負って
スリなどの犯罪を防ぐためにファスナーをカラビナで固定しておく方法を推してます。
その他にライヴで一般に必要になる持ち物や、あると便利な手荷物などは下記のリスト
で説明されてます。特に遠征をする際には荷物が多くなりますので注意されて下さい。
ライヴでよく見る一般的な服装の例
シムのライブでの服装は一般にTシャツにパンツ(ジーンズやハーフパンツとショート
パンツなど)、スニーカー、ラババン、リスバンなどで、身軽で動きやすい格好が良い
です。特にダイブやモッシュとサークルなどに参加したい方はオシャレは二の次という
感じで、はき慣れているスニーカーなどにして動きやすくて怪我をしにくい装いにして
下さい。読者の方たちから問い合せが多いことですが、TシャツはSiMのバンドTシャツ
以外にもフェスのTシャツであったり、他のアーティストのバンT、またミュージシャン
と関係ない普通のTシャツでも問題なくて気にしないで下さい。シムの最新のツアーの
グッズでなくて過去のアイテムでもアリで、カジュアルでラフな服装の方が多いです。
SiMのライヴはスタンディングのゾーンを中心にとにかく暴れまくる系なので、会場は
暑くなりやすいです。Tシャツは半袖や長袖と重ね着などを上手に調節されて下さい。
スニーカーのヒモをほどけにくい結び方にすると安全です
財布やスマホとチケットなどの貴重品を入れておきましょう
因みに積極的に暴れに行く戦闘用のスタイルではTシャツやスニーカーとディッキーズ
を組み合せてる率が高いです。大体7割程度の方はディッキーズで、よく見かけます。
以下はファンの方たちのライブでの服装のサンプルで、コーデの参考にされて下さい。
シムのライヴで議論されてるマナー
SiMのライブでは観客の方たちの見方について色々と議論されてきた歴史があります。
過去の教訓を踏まえて、これから参戦する方たちに守ってほしいマナーを紹介します。
初心者や女性のポジションは?
スタンディングのスペースでは前方でダイブが起こります。ダイバーが最前列に向けて
送られてきて、いわゆる最前ドセンのあたりにいると顔や頭、肩などを蹴られたりして
とても危険です。また前方から少し下がった場所の中央付近では規模が大きいサークル
モッシュが発生します。渦の中にいてぶつかったりしてクラッシュしてモッシュの最中
に床に転倒したりすると悲惨な事故が起きたりします。中央辺りから前方へ向けて飛ぶ
ダイバーさんも多く、とにかくセンターとフロントは確実にカオスな空間になります。
従ってシムのライヴに慣れていない初心者の方や、身長が小柄でか弱い女性の方などが
メンバーを近くで観たいからと気軽にそのエリアに近づくとトラウマになるかもです。
とはいえ、大好きなSiMのメンバーにせっかく会える機会なので、できるだけ近づいて
間近で見たいというお気持ちを誰もが抱いていることは理解できます。そこで初心者や
女性の方が前へ行く場合には横(わき)の方へ攻めることをオススメします。そこなら
比較的モッシュやダイブのダメージを負いづらくて平穏に過ごせる可能性があります。
それ以上にリスクが高くても中央や前方へ行かれたいケースでは自己責任になります。
ライブはメイクや演奏が激しくて怖いというより怪我しそうで危ないという感じです。
もしも痴漢の被害にあったら…
シムのライブに限りませんが、混んでいる会場のフロア内では女性に対して痴漢をする
男性などが一部でいます。今までファンの方たちから以下の被害の報告を受けました。
- 胸を触られてもまれた
- お尻を何度も触られた
- ブラジャーのホックを外された
- 下着の中に急に手を入れられた
どさくさに紛れてでも上記のようなことをすれば犯罪行為です。もしライヴ中に被害に
あったら、周囲の方たちやセキュリティのスタッフさんに知らせて対応をして下さい。
声援と合唱などをしたい際は…
SiMのライブではメンバーへ声援を送ったり、曲と一緒に合唱することに関してシビア
にクレームが出てきたりはあまりしません。けっこうゆるくて自由な感じです。しかし
例えばメンバーがMC中であったり、みんなが静かに聴き入るような場面で独りで大声で
叫んだり、ずっと大きい声でシンガロングを続けてたりするとひんしゅくを買うことも
あり得ます。従ってファンの皆さんが一緒に声援を送ったり、マーさんが煽ってきたり
して合唱する時など以外では空気を読みながら迷惑にならないように配慮して下さい。
ライヴでのコールやフリの内容
シムのライブではコール(かけ声)やフリ(振りつけ)が特定の曲中で決まっていて、
観客が全て参加するような習慣は特に無いです。しかし各曲の演奏中に定番になってる
お約束的なアクションがある程度はあります。ただダンスはともかくサークルやダイブ
などは身に危険があることなので、しないといけないルールがあるわけでは無いです。
- Amy ≫ ツーステップ・スカダンス
- GUNSHOTS ≫ モンキーダンス
- Faster Than The Clock ≫ サークルモッシュ
- f.a.i.t.h ≫ ウォールオブデス
- KiLLiNG ME ≫ モッシュ・ダイブ
ペットボトルなどを投げると…
ペットボトルを客席で上へ向かって放り投げたり、ステージに向けて投げ入れる行為は
やめて下さい。過去にMAHさんがフェスなどで何度か注意をされた機会がありました。
ちょっとでも水が入っていて重い状態で人にぶつかると危ないです。ステージ上で機材
が故障したり、メンバーの方たちやスタッフさんなどが怪我をするリスクもあります。
気軽に誰かがペットボトルを投げ入れたりして、盛り上げようなどと思ってしてること
なのかもですが、最悪の場合にはライヴが中断や中止になる可能性もあってダメです。
終演後にはそれぞれにゴミをきちんと捨てて帰ることが当然のマナーです。また公演中
に落ちたりして空の容器が転がってるので踏んで怪我をしないように注意して下さい。
客席やステージへ水をまかない
ペットボトルを投げることと関係して、盛り上がってきてる際に客席やステージに水を
まくことも普通に見かけます。水で機材が故障したり、床がすべりやすくなって誰かが
転んで怪我をしてしまう危険性があります。それにライブを楽しんでいていきなり水を
顔面にかけられたりしたら、された側は一体どう感じるでしょうか?確実に迷惑です。
アクセやメガネとネイルに時計
金属製のアクセサリー類やメガネ、長いネイル、腕時計などはスタンディングのゾーン
で凶器となるリスクがあるので外して下さい。過去にアクセの事故は沢山ありました。
またワチャワチャと混雑しているスペースでキャップなどの帽子をかぶってると周りの
観客の方たちの視界を邪魔してしまう可能性が高くて迷惑なのでぬいでおいて下さい。
まとめ
SiMのライヴの持ち物はチケットとスマホに財布、ドリンクの代金、飲み物、タオル、
着替え、ライブ用の耳栓などです。荷物をロッカーに預けるか?またズボンのポケット
か?それともボディバッグか?はその都度、検討して下さい。服装はTシャツにパンツ、
スニーカー、ラババン、リスバンなどでコーデして身軽で動きやすい格好が良いです。
マナーはけっこう細かくメンバーやファンの方たちの間で議論されてきました。初心者
や女性の方はスタンディングのエリアで混み合う中央や前方に安易に行かない方が安全
です。もし女性の方が混雑していて痴漢にあったりしたらすぐ周りの方たちやスタッフ
さんなどに助けを求めて下さい。シムのライヴでは声援や合唱、コールなどに関しては
わりと自由な雰囲気でゆるい感じです。でも空気を読みながら周りの方たちへの配慮を
忘れないで下さい。曲中で特定のフリは特に存在しませんが、ダンスやハーコーなどの
アクションを習慣としてみんなでする曲があります。楽しそうなら安全を確認した上で
加わってみて下さい。客席やステージに対してペットボトルを投げたり、水をまいたり
すると最悪、コンサートが中断や中止になる可能性があるので絶対にしないで下さい。
混んでいる中央や前方に攻めて行きたい場合はアクセサリー類やメガネと長いネイル、
腕時計、帽子などを身体から外しておいて下さい。ご自身と周りの方たちに危険です。
SiMのライブではダイブやモッシュとサークルなどがどうしても起こってしまいます。
激しくて危険だと指摘されていますが、でもメンバーの方たちはファンの方たちの安全
をいつもとても気づかって下さっています。ファンの方たちもサークルモッシュなどで
転倒してる人がいたら、手をさしのべてすぐに引っ張って起こしてくれるような優しい
方たちが多いです。ですからこれから参戦される方たちにも圧縮や酸欠、暑さ、貧血、
脱水症状などで具合いが悪そうな方や、転んで怪我をしてる方などをもし見かけたら、
困っている時にはお互い様という気持ちで積極的に助け合ってほしいです。メンバーを
見たくて中央や前方に行きたいお気持ちは分かります。しかし無理をして体調を崩して
退場となったらそこでライヴは終了になってしまうので、充分にお気をつけて下さい。
他に何か気になることがありましたら、いつでもお気軽にお問い合せをされて下さい。
例えばライブではこんなことにも気をつけてほしいという要望など何でも歓迎します。