北海道函館市へのライブ遠征旅行で知らないとヤバい4つの注意点
北海道函館市の緑の島や函館アリーナ、函館市民会館などでライブがある時に、参戦
する予定の皆さんに必ず知っておいてほしい注意点を紹介しておきます。
函館市は道内では比較的に温和であたたかな気候で積雪の量も少ないとされています。
しかしそれでも、
本州のライブ会場と比べると夏と冬ともに独特な、ライブでの遠征旅行の際には気を
つけるべき注意点があります。ここでは特に気象条件を理由として、
本州での野外のスタンディングライブや、屋内のアリーナでのライヴなどに参加する
場合とは大きく異なる4つ目の注意点に注目して活用されて下さい。
目次
函館人の運転マナーは一般に荒いので注意が必要です!
ライブ遠征旅行で函館に訪れて、徒歩やレンタサイクル、市電、バスなどで移動して
いる時にはあまり意識しない場合が多いかもしれません。
しかし助手席や運転席などに座って自家用車とレンタカーなどで市内を移動してみる
と誰もが口にする注意点があります。
地元の人たちも通勤などでいつも市内を自動車で走っていて、上 ↑ のようなツイート
がよく流れています。
ですので、自転車や歩行者の方も含めて、せっかくの楽しい記念となるようなライブ
での遠征の観光がつまらなくて不快であったり、
悔しくて悲しい思い出になったりしないように、ライヴで函館へ遠征して来る方たち
はその事実を覚えておいて、事故などがなく安全に過ごしてほしいです。
できるだけ函館市の近郊エリアまでで宿泊しましょう!
一般にライブ会場から近いホテルや旅館、ユースホステル、ネットカフェなどの方が
移動のしやすさや、その他の色々な意味で便利です。
例えば、2013年7月27日(土)と28日(日)に緑の島であった GLAY のライブである
GMDN Vol.1 の時には、函館市の近くで宿泊できる環境をよく探さないで
宿を見つけられなくて、安易に札幌市などまでライヴ後に移動した人たちがけっこう
多くいました。
確かに、函館市の宿泊施設の収容能力は約2万人と少しくらいと言われています。1日
に2万5千人とかがコンサートでおしよせたら5千人弱の人たちは
市内で泊まれない計算にはなります。しかし、例えば大沼国定公園や北斗市、七飯町、
八雲町などの函館のとなり町まで足を伸ばせばホテルなどはそれなりにあります。
高速バスで函館から札幌まで行くと片道で約5時間半、JR 北海道の特急で移動すると
約3時間半かかります。ライブの後にそれだけの移動時間をとるのは体力的に、
そして精神的な部分でとてもきつかったとの感想が多数ありました。従って、簡単に
妥協して遠くまで宿のために移動するなどの選択肢は考えないで下さい。
できるだけ函館市内と、その近郊で宿泊のためのサービスを利用できるように早めに
予約をして、見つかるまで手間を惜しまないで詳しく探しましょう。
これは余談ですが、緑の島ライブの当日などにはライヴ会場の近くにある多くの旅館
などの部屋が空室になっていたという情報も地元の方たちから伝えられました。
チケットと同じように、最後まで諦めないで最善を尽くすというスタンスで、できる
範囲でコンサートの会場に近くて快適な宿泊の場所を見つけてほしいです。
函館市での過去の大規模なライブの経験上では、ライヴの日程が公式に発表され
たら、その日のうちに宿だけは予約してしまうくらいのスピードが適切です。
ベイエリアのホテルだと GLAY スポットを回りやすい
GLAY ゆかりの聖地スポットは緑の島からベイエリアの辺りにかけて集中して分布して
いる傾向があります。
飲食店やお土産を買えるお店、観光ができる場所などの、グレイのメンバーの思い出の
スポットが豊富に存在しています。
函館にライブ遠征旅行で訪れた経験がまだあまりないファンの方は、早めにベイエリア
の近くで泊まるところを予約しておくと、交通アクセスを含めて色々と便利です。
函館でライブに参加する時は夏も冬も前のりが超大切!
夏は、過去に GLAY が7月下旬に函館市の緑の島と函館アリーナでライブをした2回
とも天候の影響を大きく受けています。
2013年7月27日(土)と28日(日)の緑の島ライブ GMDN Vol.1 では、大雨で JR
北海道の電車が札幌と函館の間で多数運休して、
ライヴの後に帰れない多くの人などが列車の中で泊まって過ごしました。その他に、
JR 函館駅の近くのホテルや旅館などに分散して宿泊をしたり、
高速バスやレンタカーなどの他の交通手段が予約で埋まっていたので函館市役所や、
緑の島から近い弥生小学校などで臨時で帰宅難民を受け入れて対応しました。
また、大混乱の状況で宿を確保できずに JR 函館駅の構内でやむを得ずに寝泊まりを
した人たちもいて、函館から札幌方面への特急が増便されたりもしました。
2015年7月25日(土)と26日(日)に函館アリーナでライブ GMDN Vol.2 を演った
時には1日目に夏特有の濃霧が函館市の周辺に発生していて
午後になって、飛行機が函館空港に直接、降りられずにダイバートして新千歳空港や
青森空港などに着陸しました。
この時には名古屋にある中部国際空港発の便が新千歳空港へ、そして大阪の伊丹空港
発の便が青森空港に到着しています。
それを受けて、リーダーである TAKURO さんの判断でライヴの開演時間(17時)を
20分だけファンのために遅らせる措置がとられました。
そしてその後の2日目には、1日目にコンサートをフルで見れなかったファンのために
ニコ生の中継番組でアンコールを含めて全編を無料放送するという配慮をして
約28万人が殺到しました。さらに、その場で本来は発表する予定ではなかったホール
ツアー(2016年の1月から4月にかけて開催したハイコミツアー Supernova )
の予定を TERU さんが直接サプライズで発表してファンを喜ばせてくれて、それらの
3つの神対応が全国的にとても話題になりました。
因みに、北海道内ではレンタカーなどを運転して急いで新千歳空港から函館市までの
長距離を移動するような行為は危険なので一般にすべきではないです。
また、上記の2013年と2015年の例で分かるように、7月後半から8月にかけての夏の
季節は函館では気候条件が不安定で台風や雨、霧などの影響を受けやすいです。
その時期にライブなどのイベントがある場合は当日に現地入りするのではなくて必ず
前のりをすべきです。2013年の大雨で交通機関が全体的にマヒしていた状況は
少し特殊で例外的な出来事ですが、2015年の時のように移動をするのに霧のために
ルートの変更を余儀なくされるのはごく普通のことなので忘れないで下さい。
それからこれは函館に限りませんが、北海道内では冬に用事などがある場合には
当日に現地入りすることは一般的にとても危険です。
GLAY のメンバーも、比較的に雪が少ない道南の地域の出身ですが、冬に道内で仕事
をする際には原則として2日前くらいに前乗りすることを実行しています。
どうしても都合で前乗りできない時の対処法は?
以上で函館市でライヴなどのイベントがある場合には、夏も冬も基本的にライブ会場
がある現地に前のりをすべきとされる理由について説明してきました。
最後に仕事や家庭などの事情でどうしても前乗りができない場合にはどうすればイイ
のか?について対処する有効な方法を具体的にお伝えしておきます。
それは、もし万一、予想しないアクシデントが突然に起きた場合には代わりのルート
をどうするか?時間やコストと一緒に前もって検討しておくことが大切です。
GLAY の大規模な野外ライブなどの場合には、5~6万人の多くの人が函館市へ訪れる
ので、スケジュール的に前のりできない方も中にはいらっしゃると考えられます。
しかし実際にすごくテンパるような展開になった場合に、具体的に2~3ルートくらい
の他の移動方法を事前に考慮して心の準備をして必要な連絡先などを記録しておく
だけでも、随分と土壇場での対応力には差がついてしまうものです。道内で暮らす人
の生活の知恵から生まれた昔からの教訓を是非、忘れないで活かしてほしいです。